top of page
検索

論文発表(PNAS)

  • 執筆者の写真: 生物機能化学研究室
    生物機能化学研究室
  • 2022年4月22日
  • 読了時間: 1分

瀬戸が共筆頭著者の論文がPNAS誌に公開されました!瀬戸が前任の東北大学山口信次郎先生の研究室(現京都大学化学研究所)に在籍していた時に始めた仕事です。ストリゴラクトンの生合成に関わる新たなメチル化酵素の同定に成功しました。より具体的には、生合成前駆体であるカーラクトン酸を基質に、S-アデノシルメチオニンをメチル基の供与体として用い、メチルエステル体を生成する酵素です。過去の研究で、カーラクトン酸は受容体たんぱく質と相互作用できないのに対し、メチル化された化合物は相互作用できることが明らかになっていました。つまり、このメチル化は、不活性な中間体を、活性型分子に変換するために極めて重要なステップということができます。今回見出した酵素遺伝子の欠損変異体では、枝分かれが増加する、ストリゴラクトン機能が欠損した際に特徴的な表現型がみられました。

https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.2111565119?url_ver=Z39.88-2003&rfr_id=ori%3Arid%3Acrossref.org&rfr_dat=cr_pub++0pubmed


 
 
 

最新記事

すべて表示
日本植物バイオテクノロジー学会@神戸

9月5日〜7日の日程で神戸大学で開催された日本植物バイオテクノロジー学会年会に参加しました。瀬戸がシンポジウムで発表し、D1の都筑くんが、ポスター発表を行いました。シンポジウムは、瀬戸が領域代表を務める学変B「天然物生物学」領域と、学変A「植物気候フィードバック」のジョイン...

 
 
 
日本農芸化学会関東支部会@つくば

8月29日に筑波大学で開催された日本農芸化学会関東支部会に参加しました。今年は、B4の大串くん、小野寺さんがポスター発表を行いました。小野寺さんの発表が、ポスター賞に選出されました!小野寺さんは、根寄生雑草ヤセウツボが生産するアクテオシドの生合成酵素遺伝子の解析に関する発表...

 
 
 
ゼミ合宿@奥多摩

8月19日、20日の日程で、今年もゼミ合宿に行きました。今年は、奥多摩に行き、奥多摩+という、廃校校舎を使った宿に泊まり、20日には、渓流での釣りを楽しみました。初日は例年通り、テーマ発案大会を行いました。今年は、3チームに分かれて、「何かしらの植物由来の低分子代謝産物」を...

 
 
 

コメント


明治大学農学部農芸化学科植物制御化学研究室

Proudly created with Wix.com

図1.png
  • Facebook Clean Grey
  • Twitter Clean Grey
  • LinkedIn Clean Grey
bottom of page