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執筆者の写真生物機能化学研究室

論文発表(PNAS)

瀬戸が共筆頭著者の論文がPNAS誌に公開されました!瀬戸が前任の東北大学山口信次郎先生の研究室(現京都大学化学研究所)に在籍していた時に始めた仕事です。ストリゴラクトンの生合成に関わる新たなメチル化酵素の同定に成功しました。より具体的には、生合成前駆体であるカーラクトン酸を基質に、S-アデノシルメチオニンをメチル基の供与体として用い、メチルエステル体を生成する酵素です。過去の研究で、カーラクトン酸は受容体たんぱく質と相互作用できないのに対し、メチル化された化合物は相互作用できることが明らかになっていました。つまり、このメチル化は、不活性な中間体を、活性型分子に変換するために極めて重要なステップということができます。今回見出した酵素遺伝子の欠損変異体では、枝分かれが増加する、ストリゴラクトン機能が欠損した際に特徴的な表現型がみられました。

https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.2111565119?url_ver=Z39.88-2003&rfr_id=ori%3Arid%3Acrossref.org&rfr_dat=cr_pub++0pubmed


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