明大農学部農芸化学科 植物制御化学研究室





私たちの研究室では、植物ホルモンを主な対象に、その生合成や信号伝達メカニズムを分子レベルで明らかにすることを目標に研究に励んでいます。
2024度から発足した学術変革領域B「天然物生物学」
のウェブサイトです!瀬戸が領域代表を務めています。
※当研究室を主催する瀬戸は現在創発的研究支援事業プロジェクトに取り組んでいます。本研究に一緒に参画してくれる大学院生を募集します。本プロジェクトでは、寄生植物の発芽を制御する植物病原菌由来の分子についての研究を展開中です。博士課程まで進学する場合には、RAとして雇用可能です。興味のある方は、瀬戸までご連絡ください(yoshiya(at)meiji.ac.jp)。
Dr. Seto is currently working on the JST FOREST project. Research assistant position is available for PhD. course student who works on a related-project. In this project, we are studying phytopathogen-derived molecules which can control root parasitic plants germination. International students who wish to participate in this project are also welcome. If you are interested in joining us, please contact Seto (yoshiya(at)meiji.ac.jp).
新着情報 What's new!!(Blogページにはより詳細な出来事を掲載しています)
2024年
12月24日 B.B.B.誌に論文が受理され、オンライン公開されました。シロイヌナズナを用いて、典型的ストリゴラクトンが枝分かれを抑制する機能を有していることを明らかにしました。M2水取さんが筆頭著者です!
12月16日 大学院特別講義で、東大晝間敬先生によるセミナーを開催しました。
10月31日 静岡で開催された植物化学調節学会第59回大会に参加しました。助教;西山、D3; 来馬、D2;鈴木、M2;池田大野、大川、都筑、水取が発表しました。鈴木君の発表が優秀発表賞に選出されました!
10月25日 Plant and Cell Physiology誌に論文が受理され、オンライン公開されました。条件的根寄生植物コシオガマにおけるストリゴラクトン受容体を同定することに成功しました。卒業生の竹井さんが筆頭著者です!
10月12日 研究室発足以降初めてのOB・OG会を開催しました!
8月30日 日本農芸化学会関東支部大会に参加しました。M1; 大場、加藤、B4;土屋、石川、が発表しました。加藤君の発表が優秀発表賞に選出されました!
8月27日 ゼミ合宿を開催しました。今年は、山中湖近くに宿泊し、翌日は那須サファリパークに行きました。恒例の研究テーマ発案大会も行いました。
7月15-19日 アメリカ・サンディエゴで開催されたInternational Conference on Arabidopsis Researchに参加しました。瀬戸、鈴木(D1)、水取(M2)が参加し、鈴木、水取がポスター発表を行いました。
6月30日 Plant and Cell Physiology誌に論文が受理され、オンライン公開されました。根寄生植物の幼根の成長に対するオーキシンの作用に関する論文です。M2, 都筑、D2, 鈴木、D3, 来馬の3名が共筆頭著者です!
6月3-7日 奈良で開催された17th World Congress on Parasitic Plantsに参加しました。瀬戸、鈴木(D2)、大野(M2)、大川(M2)がそれぞれポスター発表を行いました。
4月1日 新年度が始まりました。新メンバーとしてポスドクの大谷さん、M1の陳さん、B4の7名(猪野、大串、小野寺、新開、原田、木村、細野)が研究室に加わりました!
3月27日 卒業式ならびに学位授与式が行われました。M2の2名、B4の4名が卒業しました。ご卒業おめでとうございます!
1月25日 publicationのページを更新しました。理工学部の小川熟人先生との共同研究成果がSynlett誌に受理されました。volicitinの化学合成に関する論文です。
2023年
8月25日 農芸化学会関東支部会が明治大学生田キャンパスにて開催されました。研究室からは、大野(M1)、水取(M1)の2人がポスター発表しました。水取さんの発表が優秀発表賞に選ばれました。おめでとうございます!
8月23日-24日 ゼミ合宿に行きました。今年は清里にある大学セミナーハウスに一泊し、清里テラス、清泉寮、ブドウ狩りなどを楽しみました。また、ゼミ合宿恒例となった、研究テーマ発案大会も開催しました。詳細はブログページをご覧ください。
8月2日 京都大学山口信次郎先生、増口潔先生らとの共同研究成果がPlant & Cell Physiology誌に掲載されました。ストリゴラクトン特集号に掲載されます。D14LIKE(KAI2)経路を介してストリゴラクトン生合成が正に制御されることを発見しました。
5月10日 M2竹井さん、卒業生の内山君、共同研究者のMarco Burger博士(ソーク研究所)が共筆頭著者、瀬戸が責任著者の論文がPlant and Cell Physiology誌にオンライン公開しました。根寄生植物ヤセウツボにおけるストリゴラクトン受容体の同定に関する内容です。詳細はブログページをご覧ください。大学HPからプレスリリースもしています。
https://www.meiji.ac.jp/koho/press/2023/mkmht00000081972.html
4月1日 新年度のスタートです!西山康太郎博士が、当研究室の助教に着任されました。特定強化枠、という大学全体で持っている助教枠で任期は3年と短いですが、研究室に強力なスタッフが加わりました!また、新3年生として新たに8名の学部生が加わりました。今年度の所属学生は、D2が1名、D1が1名、M2が2名、M1が5名、B4が6名(うち一人留学)、B3が8名で、合計23名となります。教員が2名、研究補助員1名ということで、総勢26名でのスタートとなります。研究室は、発足後6年目に入っていきます。今年は今までよりも、さらに質の高い成果を目指して頑張りたいと思います!
3月27日 卒業式が行われました。今年は、5名の学生が修士、9名の学生が学士の学位を授与しました。5名のうち1名が博士課程進学、4名が就職です。また、9名のうち5名が内部進学、1名が他大学進学、3名が就職です。
2月8日 M2岡部君がファーストオーサー、瀬戸が責任著者の論文が、BBRC誌に公開されました。本研究は岡山理科大学、福井康祐先生との共同研究として実施したものです。D1来馬君、M2鈴木君も共著です。HTL/KAI2受容体特異的に作用する化合物を合成したところ、ジベレリン経路非依存的にシロイヌナズナの種子発芽を促進できることを明らかにしました。
2022年
11月25日~27日 福井県立大学にて開催された植物化学調節学会第57回大会に参加しました。当研究室からは6名の学生が発表しました(内山、岡部、鈴木泰、福田、竹井、藤田)。本学会は3年ぶりの対面開催でしたが、学会の多くの方々と久しぶりにお会いすることもでき、大変充実した学会でした。本学会、来年度は、我らが明治大学で開催予定です!
8月27日 農芸化学会の関東支部大会に参加しました。当研究室からはM2鈴木泰輝君、M1竹井沙織さん、B4大川大地君の3名がポスター発表を行いました。大変嬉しいことに、鈴木君と大川君の発表が優秀発表賞に選ばれました!
8月6-7日 生田キャンパスでのオープンキャンパスが開催されました。当研究室では、ラボツアーという形で、研究室を公開し、植物ホルモン関連変異体等の展示を行いました。たくさんの高校生の方が来てくれて、とても盛り上がりました。
7月22日 ケンブリッジ大学のUta Paszkowski先生が本学を来訪されました。生命科学科の賀来先生主催でセミナーを行っていただきました。瀬戸は個人的にもディスカッションをしました。
4月1日 研究室の名前が、植物制御化学(Plant Chemical Regulation)に変更となりました。今後ともよろしくお願いいたします。学生さんが、研究室のロゴマークを作ってくれました!
3月28日 鈴木泰輝君がファーストオーサー、来馬道生君がセカンドオーサー、瀬戸が責任著者の論文がFrontiers in Plant Science誌に公開されました。新しいストリゴラクトンアナログの合成に関する論文です。
論文サイトはこちら
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fpls.2022.843362/full
3月28日 瀬戸が共筆頭著者の論文が、PNAS誌に掲載されました。京都大学化学研究所山口信次郎先生、増口潔先生との共同研究成果です。ストリゴラクトン生合成に関与する新しい酵素を発見しました
論文サイトはこちら
プレスリリースはこちら
https://www.meiji.ac.jp/koho/press/6t5h7p00003fa4p9.html
2021年
11月26日 瀬戸がJST創発的研究事業の第2期生に採択されました!
研究課題名「植物病原菌が生産するストリゴラクトン様活性分子の探索」
11月13日、14日 植物化学調節学会に参加し、3名の学生さんが発表しました(M2弓削、M1岡部、M1鈴木)。
5月7日 Bioorgamic & Medicinal Chemistry Lettersに投稿していた論文がアクセプトされ、オンラインで公開されました。M2の来馬君、M1の鈴木君の研究成果です。2018年研究室発足以来、最初のオリジナル論文となります。ブログページに詳細な内容などを記載してますので、そちらもご覧ください。
⇒6月3日、少し遅れましたが、プレスリリースを行いました!
https://www.meiji.ac.jp/koho/press/6t5h7p00003b8cwo.html
4月1日 メンバーページを更新しました。新たに学部3年生10名が配属され、2名の学生が卒業、4名の学生が修士課程に進学しました。今年度もよろしくお願い致します。
3月1日 しばらく更新していなかった業績ページを更新しました。2020年に出版した、英文総説2報と、和文総説2報を追加しました。
3月1日 M1来馬君と、4年鈴木君が日本農芸化学会新企画賞に採択されました。来馬君、鈴木君、おめでとうございます!
採択課題「トリプトファン誘導体を利用した新規根寄生植物自殺発芽誘導剤の開発」
1月21日 大学の広報が、当研究室の研究内容紹介用の動画を作成してくれました。youtubeにて公開しております。
興味のある方は、是非以下のリンクからご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=FIFHIl9rOZw&feature=youtu.be
ブログを更新しています(新年の挨拶と、昨年度の出来事ですが、学会発表)
2020年度
12月16日 瀬戸が共同執筆した総説が、農芸化学会が発行する学術雑誌「化学と生物」誌に掲載されました。ストリゴラクトンの受容と信号伝達に関する最新の成果をまとめた内容となっています。
12月5日 瀬戸が共同執筆したreviewがThe Plant Journal誌に掲載されました。これまで知られている9種の脂溶性植物ホルモンの受容メカニズムをまとめた内容となっています。瀬戸は、ストリゴラクトンのパートを担当しました。
10月29日 瀬戸が共筆頭著者として共同執筆したreviewが、The Plant Journal誌に掲載されました。ストリゴラクトンの生合成、輸送、受容に関する最新の成果をまとめた内容となっています。
10月12日、ウェブを更新しました。ようやく今年度メンバーでの写真を撮影することができたので、トップページの写真を更新しました。
4月21日、ウェブを更新しました。大学は閉鎖状態の中で新年度が始まりました。
研究室は発足から3年目となりましたが、進学した3名のM1、7名の4年生に加え、3月に配属が決まった7名の3年生で、総勢18名となりました。
新型コロナウイルスがいつ落ち着くかは分かりませんが、発足から3年目の今年は、オリジナルの論文を発表することを一つの大きな目標に益々頑張っていきたいと思います!
3月24日、新型コロナウイルス感染拡大問題により、卒業式が中止となりましたが、農学部にて学位が授与されました。一期生7名が卒業です。おめでとうございます!
3月22日、大阪府立大学秋山康紀先生のグループとの共同研究成果がPhytochemistry誌に掲載されました。
2月26日、卒論発表会が行われ、一期生7名が発表しました!
2019年
12月12日、カナダ・マニトバ大学のBelay博士をお招きしてセミナーを開催しました。
12月11日、宇都宮大学バイオサイエンス教育センターの岡本昌憲先生をお招きしてセミナーを開催しました。
9月27、28日、日光のホテルファミテックで開催された、植物成長調節物質合同セミナーに参加してきました。詳しくはBlogページをご覧ください。
9月12日、ストライガのゲノムに関する共同研究成果がCurrent Biology誌に掲載されました(理研白須グループ、奈良先端吉田聡子グループが主体の共同研究)
9月11日~12日、ゼミ合宿に行ってきました。
8月7日~8日、生田キャンパスにてオープンキャンパスが開催されました。我々の研究室もラボツアーを行い、ストリゴラクトン関連変異体などを展示しました。