top of page
検索
執筆者の写真生物機能化学研究室

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。少し遅くなりましたが、新年の挨拶も兼て、ブログを更新させて頂きます。2020年はまさにコロナに振り回された1年となりました。オンライン化が進み、色々と時代が便利になった一方で、人と人との触れ合いの大切さを実感した1年でもあったと感じています。昨年は、研究室発足後、3年目にして、初めて研究室所属の学生さんが学会発表を経験しました。本来は、瀬戸の故郷、福井で開催予定であった植物化学調節学会でしたが、オンラインでの開催となり、一期生の来馬君が、成果を発表してくれました。オンラインでの学会は初めての経験で、良い点もありましたが、その一方で、学会の際にしか顔を合わせることの少ない多くの方々とお会い出来ないことには、やはり寂しさを感じました。来年こそは、地元福井で開催され、学生さんとともに参加できることを期待しております。

また、学会発表として、明治大学で始めた研究成果を発表できたことは、研究室にとっての大きな一歩だったと思います。2021年は、学会発表にとどまらず、論文として研究成果を公表していく、ということを目標に、教員・学生一同頑張っていきたいと思っております。研究室はいよいよ発足から4年目を迎え、最上級生がいよいよM2となります。来年の今頃は、修論の準備に追われていることでしょう。研究室の設備も、十分とは言い難いかもしれませんが、有機化学から、分子生物学、生化学、植物生理学、まで幅広い分野の研究を実施できる体制が整ってきたかと思います。最近では、有機合成を行う学生さんも増えており、まさに、化学と生物のミックスラボと言える状態になってきました。また、今後の研究室の研究方針にも関わる、重要な結果も出てきています。

少しでも、サイエンティフィックに面白く、かつ、社会に還元していけるような研究成果を発信できるように、今年1年また頑張りたいと思います。とにかく、まずは、研究を益々楽しみたいと思います!本年もよろしくお願い致します。(文責:瀬戸)

閲覧数:37回0件のコメント

最新記事

すべて表示

学会参加

論文発表!!(Plant and Cell Physiology誌)

Plant and Cell Physiology誌に論文を発表しました!条件的根寄生植物コシオガマにおけるストリゴラクトン受容体であるKAI2dファミリータンパク質の機能解析に関わるものです。これまで見つかっていた、ヤセウツボやストライガといった絶対寄生性の植物で保存され...

日本農芸化学会関東支部会参加

8月30日(金)に東大弥生講堂で開催された日本農芸化学会関東支部会に参加しました。今年は、M1大場、加藤、B4石川、土屋の4名がポスター発表を行いました。全員初めての学会参加でしたが、ポスターにはたくさんの方が来てくださり、しっかりディスカッションを深めることができました。...

Comentarios


bottom of page